オール電化と太陽光発電

室内工事として最近最も相談件数が大阪においても伸びているのが、「オール電化」です。オール電化は、キッチン、給湯、冷暖房などすべての設備のエネルギーを電気でまかなうのですが、その電気工事の相談が増えています。工事内容としては、キッチンにIHクッキングヒーター、給湯にエコキュートなどですが、IHクッキングヒーターに関して言えば、アルミ鍋や銅鍋が使えるオールメタル対応の導入も相談可能です。何といっても火を使わずにスイッチひとつで火力をコントロールしてくれるIHクッキングヒーターの電気工事そのものも人気が高くなっています。また、オール電化の魅力は光熱費が電気代のみでシンプルになる点です。電気工事のみならず、そうした業者は導入する場合、各電力会社の基本情報を持っていますから、料金プランや割引制度について相談できるのも利点です。また、太陽光発電との組み合わせも相談可能で、電気料金が割高の昼間に太陽光発電の電気を使うようにすれば、経済的に大きな節約になると同時に、省エネにも繋がります。ただ、太陽光発電を組み合わせる場合は、その分の設備・電気工事費がかかりますから、じっくり検討することもポイントです。
見積もりと設計図で確認

大阪で室内工事といえば、電気工事もありますが、設計図をチェックしなければコトは進みませんし、業者選びそのものも重要視すべきです。設計図には、スイッチやコンセント、テレビや電話、照明計画について描かれた電気設備図があります。それぞれに役割とチェックポイントがあります。その内、電気工事の施工に多い照明器具のスイッチの位置について考えてみましょう。このスイッチを押すとここの照明器具が点灯するといった具合に確認していきます。スイッチとあわせて確認したいのが、コンセントの場所や数です。家電が集中しやすいキッチン周りやリビングなどは、とくに注意が必要で、暮らし始めてから家電が増えてタコ足配線になることもあります。基準は、現在の家電の数プラスαのコンセント数を確保する電気工事をしておくのがよいでしょう。また、工事をしてくれる業者によって工事費にばらつきがあります。基準は見積書にあり、スイッチやコンセントは、その方式による単価と箇所数が明記されているので図面で照らしあわせます。照明器具も同様に、品番と個数が明記されているので正しいものが計上されているかを確認しましょう。